7.2. Fuse Online
Fuse Online ディストリビューションの既知の問題は次のとおりです。
- ENTESB-17674 OCP 4.9(またはそれ以降) で Prometheus および Grafana を使用して Fuse Online を監視するには、回避策が必要
OCP 4.9 (またはそれ以降) では、
application-monitoring
プロジェクトは機能しなくなりました。これは、Prometheus および Grafana で Fuse Online インテグレーションおよびインフラストラクチャーコンポーネントを監視するための前提条件です。この問題を回避するには、(
openshift-monitoring
namespace で) ビルトインのモニタリングスタック を使用してopenshift-user-workload-monitoring
機能およびgrafana-operator
を使用し、このリリースノートの Fuse Online での重要事項 セクションの説明にあるように、ops addon
を使用します。- _ENTESB-17796_CSV パラメーターが AtlasMap ステップで更新されない
Fuse Online 統合では、CSV パラメーターの値を変更する場合は、マッピングを更新するために何らかの変更 (たとえば、定数値の追加と削除など) を行うことで、そのデータシェイプを使用するすべてのマッピングステップも編集する必要があります。
CSV データのデータマッパーのサポートは、テクノロジープレビュー機能であることに注意してください。
- ENTESB-15348 Syndesis-jaeger は、OCP3.11 で製品化されていないイメージを使用
Fuse 7.8 以降、Jaeger アドオンが有効な状態 (アクティブティーの追跡を向上) で Fuse Online を OCP 3.11 にインストールしようとすると、以下のエラーが発生する可能性があります。
Unknown desc = toomanyrequests: You have reached your pull rate limit. You may increase the limit by authenticating and upgrading: https://www.docker.com/increase-rate-limit
これは、製品化された Jaeger コンテナーが Red Hat が制御できない Dockerhub イメージを参照するため発生します。この問題を回避するには、レート制限ウィンドウがタイムアウトするまで待つか、Jaeger アドオンを無効にします。
- ENTESB-14518 Syndesis 1.11 によってインストールされた Jaeger Operator は、他の namespace に影響を与える
-
Fuse 7.8 以降、OpenShift クラスターに Fuse 7.8 Online (Syndesis 1.11) をインストールすると、Jaeger Operator (Fuse Online とともにインストールされる) は、デフォルトで すべての namespace を管理するよう設定されます。そのため、クラスターに Fuse 7.7 Online (Syndesis 1.10) がすでにインストールされている場合に、Fuse 7.8 Online を別の namespace にインストールすると、Fuse 7.8 Online とともにインストールされた Jaeger Operator が Fuse 7.7 Online の namespace にインストールされた (以前の) Jaeger インスタンスを管理しようとします。その結果、既存の
syndesis-jaeger
Pod に加え、新しいsyndesis-jaeger
Pod が Fuse 7.7 Online namespace に表示され、新しいsyndesis-jaeger
Pod がCrashLoopBackOff
状態に入ります。元の Fuse 7.7 Online インスタンスは影響を受けず、クラッシュしたsyndesis-jaeger
Pod は無視しても問題ありません。 - ENTESB-13966 デプロイされた統合 API の検出が無効になっているようだが、実際にはそうではない
- Fuse 7.7 以降、API が含まれる新しいインテグレーションの作成後に、インテグレーションの詳細ページでそのインテグレーションの 3scale 検出が無効になっていると誤って表示されます。また、インテグレーションの詳細ページには API URL が表示されません。このボタンを 3 回クリックすると (Enable、Disable、Enable の順にクリックします) ページが再同期され、3scale の検出が有効になり、API URL が表示されます。