46.5. コンポーネントの実装例

概要

Apache Camel で配布されるコンポーネントの一部は、API コンポーネントフレームワークを利用して実装されています。フレームワークを使用して Camel コンポーネントを実装するテクニックについて学びたい場合は、これらのコンポーネント実装のソースコードを調べるとよいでしょう。

Box.com

Camel Box コンポーネント は、API コンポーネントフレームワークを使用してサードパーティーの Box.com Java SDK をモデル化し、呼び出す方法を示しています。また、Box.com の長いポーリング API をサポートするために、コンシューマーポーリングのカスタマイズにフレームワークがどのように適応するかも実証します。

GoogleDrive

Camel GoogleDrive コンポーネントは、API コンポーネントフレームワークが Method Object スタイルの Google API をどのように処理できるかを実証します。この場合、URI オプションはメソッドオブジェクトにマッピングされ、コンシューマーおよびプロデューサーの doInvoke メソッドを上書きすることで呼び出されます。

Olingo2

Camel Olingo2 コンポーネント は、コールバックベースの Asynchronous API が API コンポーネントフレームワークを使用してラップされる方法を実証します。この例は、HTTP NIO 接続などの基礎となるリソースに非同期処理をプッシュして、Camel エンドポイントをより効率的に実行する方法を示しています。