1.2. サポートされている仮想マシンのオペレーティングシステム

Red Hat Enterprise Virtualization でゲストオペレーティングシステムとして仮想化可能なオペレーティングシステムは、以下のとおりです。

表1.1 ゲストオペレーティングシステムとして使用可能なオペレーティングシステム

オペレーティングシステムアーキテクチャーSPICE オプション対応
Red Hat Enterprise Linux 3
32 ビット、64 ビット
はい
Red Hat Enterprise Linux 4
32 ビット、64 ビット
はい
Red Hat Enterprise Linux 5
32 ビット、64 ビット
はい
Red Hat Enterprise Linux 6
32 ビット、64 ビット
はい
Red Hat Enterprise Linux 7
64 ビット
はい
SUSE Linux Enterprise Server 10 (ユーザーインターフェースから、ゲストタイプとして Other Linux を選択します。)
32 ビット、64 ビット
いいえ
SUSE Linux Enterprise Server 11 (SPICE ドライバー (QXL) は、Red Hat では提供していませんが、ディストリビューションのベンダーがディストリビューションの一部として SPICE ドライバーを提供している場合あります。)
32 ビット、64 ビット
いいえ
Ubuntu 12.04 (Precise Pangolin LTS)
32 ビット、64 ビット
はい
Ubuntu 12.10 (Quantal Quetzal)
32 ビット、64 ビット
はい
Ubuntu 13.04 (Raring Ringtail)
32 ビット、64 ビット
いいえ
Ubuntu 13.10 (Saucy Salamander)
32 ビット、64 ビット
はい
Windows 7
32 ビット、64 ビット
はい
Windows 8
32 ビット、64 ビット
はい
Windows 8.1
32 ビット、64 ビット
はい
Windows Server 2008
32 ビット、64 ビット
はい
Windows Server 2008 R2
64 ビット
はい
Windows Server 2012
64 ビット
はい
Windows Server 2012 R2
64 ビット
いいえ
Red Hat Enterprise Virtualization でゲストオペレーティングシステムとして仮想化が可能なオペレーティングシステムの中で、Global Support Services がサポートしているオペレーティングシステムは以下のとおりです。

表1.2 Global Support Services がサポートしているゲストオペレーティングシステム

オペレーティングシステムアーキテクチャー
Red Hat Enterprise Linux 3
32 ビット、64 ビット
Red Hat Enterprise Linux 4
32 ビット、64 ビット
Red Hat Enterprise Linux 5
32 ビット、64 ビット
Red Hat Enterprise Linux 6
32 ビット、64 ビット
Red Hat Enterprise Linux 7
64 ビット
SUSE Linux Enterprise Server 10 (ユーザーインターフェースから、ゲストタイプとして Other Linux を選択します。)
32 ビット、64 ビット
SUSE Linux Enterprise Server 11 (SPICE ドライバー (QXL) は、Red Hat では提供していませんが、ディストリビューションのベンダーがディストリビューションの一部として SPICE ドライバーを提供している場合あります。)
32 ビット、64 ビット
Windows 7
32 ビット、64 ビット
Windows 8
32 ビット、64 ビット
Windows 8.1
32 ビット、64 ビット
Windows Server 2008
32 ビット、64 ビット
Windows Server 2008 R2
64 ビット
Windows Server 2012
64 ビット
Windows Server 2012 R2
64 ビット
ユーザーポータルから Windows 8 および Windows 2012 のゲストにアクセスするためのデフォルトの接続プロトコルは、Remote Desktop Protocol (RDP) です。これは、Microsoft が Windows Display Driver Model に変更を加え、SPICE が最適な状態で機能できないようになったためです。

注記

Red Hat Enterprise Linux 3 および Red Hat Enterprise Linux 4 はサポートされていますが、32 ビット x86 カーネルでは ACPI サポートがされていないため、これらの 32 ビットのオペレーティングシステムを実行する仮想マシンは、管理ポータルから正常にシャットダウンできません。Red Hat Enterprise Linux 3 または Red Hat Enterprise Linux 4 の 32 ビット版を実行する仮想マシンを終了するには、Power Off オプションを選択します。

注記

ゲストのサポートに関する最新の情報は、http://www.redhat.com/resourcelibrary/articles/enterprise-linux-virtualization-support を参照してください。