6.3. Red Hat Enterprise Virtualization Manager 3.3 へのアップグレード

以下の手順では、Red Hat Enterprise Virtualization Manager 3.2 から 3.3 へのアップグレードプロセスを説明します。この手順は、Manager が Red Hat Enterprise Virtualization Manager 3.2 パッケージを取得するためのエンタイトルメントにサブスクライブされていることを前提としています。
アップグレードに失敗すると、engine-setup コマンドは Red Hat Enterprise Virtualization Manager のインストール設定を以前の状態にロールバックするように試みます。このため、以下の説明に従ってアップグレードを完了するまでは、Red Hat Enterprise Virtualization Manager 3.2 に必要なリポジトリーを削除しないでください。アップグレードに失敗した場合は、インストールの復元方法を詳しく説明した手順が表示されます。

手順6.1 Red Hat Enterprise Virtualization Manager 3.3 へのアップグレード

  1. Red Hat Enterprise Virtualization Manager 3.3 パッケージを取得するために必要なエンタイトルメントにシステムがサブスクライブされていることを確認してください。
    サブスクリプションマネージャー

    Red Hat Enterprise Virtualization 3.3 パッケージは、Red Hat Enterprise Virtualization エンタイトルメントに関連付けられている rhel-6-server-rhevm-3.3-rpms リポジトリーから入手できます。subscription-manager コマンドを使用して、yum 設定でリポジトリーを有効にします。

    # subscription-manager repos --enable=rhel-6-server-rhevm-3.3-rpms
    Red Hat Network クラシック

    Red Hat Enterprise Virtualization 3.3 パッケージは、Red Hat Enterprise Virtualization Manager (v.3.3 x86_64) チャンネルから入手できます。rhn-channel コマンドまたは Red Hat Network の Web インターフェースを使用して、Red Hat Enterprise Virtualization Manager (v.3.3 x86_64) チャンネルにサブスクライブします。

    # rhn-channel --add --channel=rhel-x86_64-server-6-rhevm-3.3

  2. ベースオペレーティングシステムを更新します。
    # yum update
    特に JBoss Enterprise Application Platform 6.0.1 の JBoss Application Server を使用している場合は、上記のコマンドを実行して Enterprise Application Platform 6.1 にアップグレードする必要があります。
  3. rhevm-setup パッケージを更新して、最新版の engine-setup を取得します。
    # yum update rhevm-setup
  4. engine-setup コマンドを実行してプロンプトに従い、Red Hat Enterprise Virtualization Manager をアップグレードします。
    # engine-setup
    [ INFO  ] Stage: Initializing
              
              Welcome to the RHEV 3.3.0 upgrade.
              Please read the following knowledge article for known issues and
              updated instructions before proceeding with the upgrade.
              RHEV 3.3.0 Upgrade Guide: Tips, Considerations and Roll-back Issues
                  https://access.redhat.com/articles/408623
              Would you like to continue with the upgrade? (Yes, No) [Yes]:
  5. Red Hat Enterprise Virtualization Manager 3.2 のリポジトリーを削除して、Red Hat Enterprise Virtualization Manager 3.2 のパッケージが使用されないようにします。
    サブスクリプションマネージャー

    subscription-manager コマンドを使用して、yum 設定の Red Hat Enterprise Virtualization 3.2 リポジトリーを無効にします。

    # subscription-manager repos --disable=rhel-6-server-rhevm-3.2-rpms
    Red Hat Network クラシック

    rhn-channel コマンドまたは Red Hat Network の Web インターフェースで Red Hat Enterprise Virtualization Manager (v.3.2 x86_64) チャンネルのサブスクライブを解除します。

    # rhn-channel --remove --channel=rhel-x86_64-server-6-rhevm-3.2
Red Hat Enterprise Virtualization Manager のアップグレードが完了しました。Red Hat Enterprise Virtualization 3.3 の全機能を最大限に活用するには、以下の作業も実行してください。
  • すべての仮想化ホストが最新の状態で、最新の Red Hat Enterprise Linux パッケージまたは Hypervisor のイメージを実行していることを確認します。
  • すべてのクラスターが互換バージョン 3.3 を使用するように変更します。
  • すべてのデータセンターが互換バージョン 3.3 を使用するように変更します。