2.4. Red Hat Enterprise Linux Virtualization のホストの手動による更新

Red Hat Enterprise Linux ホストは、通常の Red Hat Enterprise Linux システムと同様に yum コマンドを使用します。yum で定期的にシステムを更新して、セキュリティーやバグ修正がタイムリーに適用されるようにすることを強く推奨します。ホストの更新の手順には、ホストの停止と再起動が含まれます。クラスターレベルで移行が有効に設定されている場合は、仮想マシンは自動的にクラスター内の別のホストに移行されるので、ホストの更新は、ホストの使用率が比較的低い時間帯に実行することを推奨します。
ホストが属するクラスターには、ホストがメンテナンスを実行するのに十分なメモリーが確保されている必要があります。メモリーが十分に確保されていないクラスターで稼働中の仮想マシンがあるホストをメンテナンスに切り替えると、仮想マシンの移行の操作はいずれもハングして、失敗してしまいます。 ホストをメンテナンスに切り替える前に、一部またはすべての仮想マシンをシャットダウンしておくと、この操作のメモリー使用量を削減することができます。

重要

更新の前に、クラスターに複数のホストが含まれていることを確認します。全ホストを同時に更新しないようにしてください。Storage Pool Manager (SPM) のタスクを実行するために、ホストが 1 台使用可能である必要があります。

手順2.4 Red Hat Enterprise Linux ホストの手動更新

  1. 管理ポータルで ホスト タブをクリックして、更新するホストを選択します。
  2. メンテナンス をクリックして、ホストをメンテナンスモードに切り替えします。
  3. Red Hat Enterprise Linux ホストマシン上で、以下のコマンドを実行します。
    # yum update
  4. すべての更新が正常に適用されるように、ホストを再起動します。
Red Hat Enterprise Linux ホストの更新が完了しました。Red Hat Enterprise Virtualization 環境内の Red Hat Enterprise Linux ホストごとに同じ手順を繰り返してください。