第1章 Red Hat Enterprise Virtualization 環境の更新

1.1. 更新についての概要

本章では、Red Hat Enterprise Virtualization 環境を次のマイナーリリースに更新する方法および次のメジャーバージョンにアップグレードする方法について説明します。次のメジャーバージョンへのアップグレードは、Red Hat Enterprise Virtualization Manager の現在のバージョンを最新のマイナーバージョンに必ず更新してから行ってください。
対話式のアップグレードの説明については、https://access.redhat.com/labs/rhevupgradehelper/ の RHEV Upgrade Helper を利用することもできます。このアプリケーションに、アップグレードパスおよび現在の環境についての情報を入力すると、適切なアップグレード手順と、アップグレードシナリオ固有の既知の問題を回避する手順が表示されます。
Red Hat Enterprise Virtualization Manager のアップグレードの主要な手順

  • 適切なエンタイトルメントのサブスクライブ
  • システムの更新
  • engine-setup の再実行
  • 不要となったリポジトリーの削除
RHEV-H および RHEL ホストの更新

クラスターおよびデータセンターの互換レベル

アップグレード自体の実行に使用するコマンドは、対話型インターフェースを提供する engine-setup です。アップグレード中は、仮想化ホストと、その仮想化ホストで実行中の仮想マシンはアップグレードとは無関係に稼働を継続します。アップグレードが完了したら、ホストを最新版の Red Hat Enterprise Linux または Red Hat Enterprise Virtualization Hypervisor にアップグレードすることができます。