3.12. 必須ネットワーク、任意ネットワーク、仮想マシンネットワーク

Red Hat Enterprise Virtualization 3.1 以降のバージョンでは、必須ネットワークと任意ネットワークを区別しています。
クラスターとネットワークを Operational の状態にするには、クラスター内の全ホストに 必須 ネットワークを適用する必要があります。論理ネットワークはデフォルトでは、必須 ネットワークとしてクラスターに追加されます。
ホストの必須ネットワークが非稼働状態になった場合には、そのホストで実行されている仮想マシンは別のホストに移行されます。移行の範囲は選択したスケジューリングポリシーによって異なります。この機能は、仮想マシンがミッションクリティカルなワークロードを実行している場合に役立ちます。
必須ネットワーク以外のネットワークが非稼働状態になった場合には、そのネットワーク上で稼働する仮想マシンは別のホストへは移行されません。これにより、多数の仮想マシンが移行されて不要な I/O 過負荷が生じるのを防ぎます。
任意ネットワークとは、必須 ネットワークと明示的に宣言されていない論理ネットワークのことです。任意ネットワークは、ネットワークを使用するホストのみに実装されます。このネットワークの有無によって、ホストの Operational のステータスが変わるわけではありません。
ネットワークを管理 のボタンを使用して、ネットワークの 必須 指定を変更します。
仮想マシンネットワーク (ユーザーインターフェースでは 仮想マシンのネットワーク と呼ばれます) は、仮想マシンのネットワークトラフィックのみを伝送するよう指定された論理ネットワークです。仮想マシンのネットワークは、必須または任意に指定することができます。

注記

任意の仮想マシンネットワーク上にあるネットワークインターフェースを持つ仮想マシンは、ネットワークがないホストでは起動しません。