9.3. CPU (Central Processing Unit)

クラスター内の各 Red Hat Enterprise Virtualization Hypervisor は、複数の 仮想 CPU (vCPU) を搭載しています。この仮想 CPU は順に Hypervisor 上で実行しているゲストに対して公開されます。クラスター内で Hypervisor によって公開される仮想 CPU はすべて、Red Hat Enterprise Virtualization Manager でクラスターを最初に作成した際に選択したタイプになります。1 クラスター内で異なる CPU タイプを混在させることはできません。
使用できる各仮想 CPU タイプは、同じ名前の物理 CPU に基づいた特性があります。ゲストオペレーティングシステムには、仮想 CPU と物理 CPU の区別はつきません。

注記

x2APIC: のサポート
Red Hat Enterprise Linux 6 ホストが提供する仮想 CPU モデルはすべて、x2APIC をサポートしています。これにより、ハードウェアの割り込み処理を向上させる Advanced Programmable Interrupt Controller (APIC) が提供されます。