5.5. RHEL ベースのセルフホスト環境における追加ホストのアップグレード
セルフホスト環境のホストは、すべて同時にアップグレードすることを推奨します。この方法は、以前のバージョンのホストが Non Operational のステータスになるのを回避します。お使いの環境でこれが実用的ではない場合には、以下の手順に従って追加ホストをアップグレードしてください。
手順5.5 追加ホストのアップグレード
- 管理ポータルにアクセスします。ホストを選択して、メンテナンス をクリックしてメンテナンスモードに設定します。ホストが Manager 仮想マシンをホストしている場合には、この仮想マシンは別のホストに移行されます。それ以外の仮想マシンは、仮想マシンの移行ポリシーに従って移行されます。高可用性エージェントは、自動的にローカルメンテナンスに設定されます。
- 必要なリポジトリーが有効になっていることを確認します。
# subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rhev-mgmt-agent-rpms
- セルフホストエンジンホストを更新します。
# yum update
- VDSM を再起動します。
# service vdsmd restart
ovirt-ha-broker
とovirt-ha-agent
を再起動します。# service ovirt-ha-broker restart
# service ovirt-ha-agent restart
- 管理ポータルへアクセスします。ホストを選択して、アクティブ化 をクリックしてホストをアクティブ化します。
- アップグレードするセルフホストエンジンホストすべてに対して同じ手順を繰り返します。