4.17. storageconnection

storageconnection リソースタイプにより、ストレージ接続の追加、編集、削除が可能になります。

表4.43 ストレージ接続のパラメーター

名前タイプ説明必須ユーザーが作成可能ユーザーが更新可能
--address
文字列
ストレージドメインのホスト名または IP アドレス
はい (NFS および iSCSI のみ)
はい
はい
--correlation_id
文字列
ストレージ接続のタグ識別子
いいえ
いいえ
はい
--expect
'201-created'
必要とされる HTTP ヘッダーが返されるまで、要求は非同期になります。このオプションを指定しないとタスクが完了する前に「成功」と返されてしまうような実行時間の長いタスクに役立ちます。
いいえ
いいえ
いいえ
--iqn
文字列
ストレージデバイスのターゲット IQN
はい (iSCSI のみ)
はい
はい
--mount_options
文字列
PosixFS 共有のマウントオプション
いいえ
はい
はい
--nfs_retrans
整数
NFS クライアントが 1 つの要求を完了するのに試みる再送信の回数
いいえ
はい
はい
--nfs_timeo
整数
NFS クライアントが要求の完了を待機する時間 (デシ秒単位)
いいえ
はい
はい
--nfs_version
文字列
使用する NFS のバージョン
いいえ
はい
はい
--password
文字列
iSCSI ストレージドメインのターゲットにログインする際の CHAP パスワード
いいえ
はい
はい
--path
文字列
ストレージドメインがマウントされたファイルパス。このパスはストレージ接続によりすでに使用されているパスには更新することができません。
はい (NFS、ローカル、PosixFS のみ)
はい
はい
--port
整数
iSCSI ストレージドメインに使用する TCP ポート
はい (iSCSI のみ)
はい
はい
--storagedomain-identifier
文字列
ディスクのストレージドメインへの参照
いいえ
いいえ
いいえ
--type
文字列
ストレージドメインのタイプ
はい
はい
いいえ
--username
文字列
iSCSI ストレージドメインのターゲットにログインする際の CHAP ユーザー名
いいえ
はい
はい
--vfs_type
文字列
PosixFS 共有の Linux 対応ファイルシステムのタイプ
はい (PosixFS のみ)
はい
はい

例4.34 新規ストレージ接続の作成

[RHEVM shell (connected)]# add storageconnection --address storage.example.com --path /storage/nfs --type nfs