4.4. datacenter

datacenter リソースタイプは、Red Hat Enterprise Virtualization 環境のデータセンターリソースをすべてグループ化します。

表4.5 データセンターのパラメーター

名前タイプ説明必須ユーザーが作成可能ユーザーが更新可能
--name
文字列
データセンターの名前
はい
はい
はい
--storage_type
文字列
iscsifcpnfslocalfs または posixfs など、データセンターのストレージタイプ
はい
はい
はい
--version-major
整数
データセンターのメジャーバージョン番号。たとえば、Red Hat Enterprise Virtualization 3.2 はメジャーバージョンが 3 となります。
はい
はい
はい
--version-minor
整数
データセンターのマイナーバージョン番号。たとえば、Red Hat Enterprise Virtualization 3.2 はマイナーバージョンが 2 となります。
はい
はい
はい
--description
文字列
データセンターの説明
いいえ
はい
はい
--storage_format
文字列
v1v2v3 など、データセンターのメタデータ形式
いいえ
はい
はい
--expect
'201-created'
必要とされる HTTP ヘッダーが返されるまで、要求は非同期になります。このオプションは、指定しないとタスクの完了前に「成功」と返されてしまうような実行時間の長いタスクに役立ちます。
いいえ
いいえ
いいえ
--correlation_id
文字列
システム共通ロギングのアクションに対するタグ識別子。クライアントが識別子を定義しない場合は生成されます。
いいえ
はい
いいえ

例4.8 新規データセンターの作成

[RHEVM shell (connected)]# add datacenter --name Boston --storage-type nfs --version-major 3 --version-minor 2

例4.9 データセンターの更新

[RHEVM shell (connected)]# update datacenter Boston --name India

例4.10 データセンターの削除

[RHEVM shell (connected)]# remove datacenter Boston