3.2. リソースおよびコレクション

API の RESTful 特性は、理論的および実践的な理由から Python バインディング全体で明白です。すべての RESTful API には、認識する必要がある次の 2 つの重要な概念があります。
コレクション
コレクションは、同じタイプのリソースのセットです。API は、最上位コレクションとサブコレクションの両方を提供します。最上位コレクションの例としては、環境内の全仮想化ホストを含む hosts コレクションがあげられます。また、サブコレクションの例としては、ホストリソースにアタッチされた全ネットワークインターフェースカードのリソースを含む host.nics コレクションがあげられます。
コレクションと対話するインターフェースは、リソースを追加するメソッド (add)、リソースを取得するメソッド (get)、およびリソースをリストするメソッド (list) を提供します。
リソース
RESTful API のリソースは、表現されるリソースの特定のタイプに関連する属性セットも含む固定インターフェースがあるオブジェクトです。リソースと対話するインターフェースは、リソースを更新するメソッド (update) とリソースを削除するメソッド (delete) を提供します。また、一部のリソースはリソースタイプに固有なアクションをサポートします。Host リソースの approve メソッドはその一例です。