第1章 概要
Java ソフトウェア開発キットは、Java ベースプロジェクトで Red Hat Enterprise Virtualization Manager との対話を可能にするクラスのコレクションです。これらのクラスをダウンロードしてプロジェクトに追加することにより、管理タスクを高度に自動化するさまざまな機能を利用することができます。
Java ソフトウェア開発キットは、rhevm-sdk-java パッケージを使用します。このパッケージは、Red Hat Subscription Manager の
Red Hat Enterprise Virtualization
エンタイトルメントプールをサブスクライブしているシステムに提供されています。
1.1. 前提条件
Java ソフトウェア開発キットをインストールする場合の前提条件は以下のとおりです。
- Red Hat Enterprise Linux 6.6 または 7 がインストールされたシステム。Server バージョンと Workstation バージョンがサポートされます。
- Red Hat Hat Enterprise Virtualization エンタイトルメントのサブスクリプション。
重要
rhevm-sdk-java パッケージは、ソフトウェア開発キットを使用するスクリプトを実行する各システムにインストールする必要があります。
重要
ソフトウェア開発キットは、Red Hat Enterprise Virtualization REST API のインターフェースです。このように、Red Hat Enterprise Virtualization 環境のバージョンに適したソフトウェア開発キットのバージョンを使用する必要があります。たとえば、Red Hat Enterprise Virtualization 3.5 を使用している場合には、3.5 向けに設計されたソフトウェア開発キットのバージョンを使用する必要があります。