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8.3. 必要なエンタイトルメントのサブスクライブ
ハイパーバイザーホストとして使用するには、Red Hat Enterprise Linux ホストが、第 2 章に記載したハードウェア要件を満たしていることを確認してください。また、ホストはサブスクリプションマネージャーを使用して登録し、多数のエンタイトルメントをサブスクライブする必要があります。以下の手順に従ってコンテンツ配信ネットワークに登録し、
Red Hat Enterprise Linux Server
および Red Hat Enterprise Virtualization
のエンタイトルメントをホストにアタッチしてください。
手順8.1 サブスクリプションマネージャーを使用した必要なチャンネルのサブスクライブ
- コンテンツ配信ネットワークにシステムを登録します。プロンプトが表示されたら、カスタマーポータルの ユーザー名 と パスワード を入力します。
# subscription-manager register
Red Hat Enterprise Linux Server
およびRed Hat Enterprise Virtualization
のサブスクリプションプールを見つけて、プール ID を書き留めておきます。# subscription-manager list --available
- 上記のステップで特定したプール ID を使用して、エンタイトルメントをシステムにアタッチします。
# subscription-manager attach --pool=poolid
注記
現在アタッチされているサブスクリプションを確認するには、以下のコマンドを実行します。# subscription-manager list --consumed
有効化されたリポジトリーを一覧表示するには、以下のコマンドを実行します。# yum repolist
- 全リポジトリーを無効にするには、以下のコマンドを実行します。
# subscription-manager repos --disable=*
- 必要なリポジトリーを有効にします。
# subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rpms # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rhev-mgmt-agent-rpms
注記
Red Hat Enterprise Virtualization 3.6 では、バージョン 7 のホストのみがサポートされます。バージョン 6 のホストを使用する場合は、クラスターおよびデータセンターの互換性バージョンを 3.5 以下にしか設定できません。Red Hat Enterprise Linux 6 に必要なリポジトリーを有効化するには、以下を実行します。# subscription-manager repos --enable=rhel-6-server-rpms # subscription-manager repos --enable=rhel-6-server-optional-rpms # subscription-manager repos --enable=rhel-6-server-rhev-mgmt-agent-rpms
- 現在インストールされている全パッケージを最新の状態にします。
# yum update
ホストが必要なエンタイトルメントをサブスクライブするための設定が完了した後には、次のセクションに進み、ホストを Red Hat Enterprise Virtualization 環境にアタッチしてください。