5.3. 外部プロバイダーネットワーク

5.3.1. 外部プロバイダーからのネットワークのインポート

ネットワークサービスを提供する外部プロバイダーが Manager に登録されている場合には、そのプロバイダーが提供するネットワークを Manager にインポートして仮想マシンで使用することができます。

手順5.14 外部プロバイダーからのネットワークのインポート

  1. ネットワーク タブをクリックします。
  2. インポート ボタンをクリックすると ネットワークのインポート ウィンドウが開きます。
    The Import Networks Window

    図5.3 ネットワークのインポートウィンドウ

  3. ネットワークプロバイダー のドロップダウンリストから外部プロバイダーを選択します。プロバイダーが提供するネットワークは自動的に検出され、プロバイダーネットワーク 一覧に表示されます。
  4. チェックボックスを使用して、プロバイダーネットワーク 一覧からインポートするネットワークを選択し、下向きの矢印をクリックしてそのネットワークを インポートするネットワーク 一覧に移動します。
  5. インポートするネットワークの名前は、カスタマイズすることが可能です。名前をカスタマイズするには、名前 のコラムでそのネットワークの名前をクリックして編集します。
  6. データセンター ドロップダウンリストから、ネットワークのインポート先となるデータセンターを選択します。
  7. オプションとして、ネットワークの使用が全ユーザーに許可されないようにするには、インポートするネットワーク リストのネットワークの 全ユーザーに許可 チェックボックスのチェックを外します。
  8. インポート ボタンをクリックします。
選択したネットワークがターゲットのデータセンターにインポートされ、Manager で使用できるようになりました。

重要

外部プロバイダーの検出とインポートはテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat Subscription のサービスレベルアグリーメント (SLA) では完全にサポートされていません。機能的に完全でない可能性があり、実稼働環境での使用を目的とはしていませんが、近日発表予定のプロダクトイノベーションのリリースに先駆けてご提供することにより、お客様は機能性をテストし、開発プロセス中にフィードバックをお寄せいただくことができます。

5.3.2. 外部プロバイダーネットワークの使用における制限事項

以下の制限事項は、Red Hat Enterprise Virtualization 環境内の外部プロバイダーからインポートした論理ネットワークの使用に適用されます。
  • 外部プロバイダーから提供される論理ネットワークは、仮想マシンネットワークとして使用する必要があり、ディスプレイネットワークとしては使用できません。
  • 同じ論理ネットワークを複数回インポートすることが可能ですが、インポート先が異なるデータセンターの場合のみです。
  • 外部プロバイダーによって提供される論理ネットワークは、Manager 内で編集することはできません。外部プロバイダーによって提供される論理ネットワークの情報を編集するには、その論理ネットワークを提供する OpenStack Networking Service から直接、論理ネットワークを編集する必要があります。
  • ポートミラーリングは、外部プロバイダーによって提供される論理ネットワークに接続された仮想ネットワークインターフェースカードには使用できません。
  • 外部プロバイダーが提供する論理ネットワークを仮想マシンが使用している場合には、その論理ネットワークが仮想マシンにより使用されている間は、Manager からそのプロバイダーを削除することはできません。
  • 外部プロバイダーによって提供されるネットワークは、必須ではありません。このため、そのような論理ネットワークがインポートされたクラスターのスケジューリングでは、ホストの選択中にそれらの論理ネットワークは考慮されません。また、そのような論理ネットワークがインポートされたクラスター内のホスト上の論理ネットワークの可用性を確保するのは、ユーザーの責任となります。

重要

外部プロバイダーからインポートされた論理ネットワークは、Red Hat Enterprise Linux ホスト以外とは互換性がないため、Red Hat Enterprise Virtualization Hypervisor ホストで実行されている仮想マシンには割り当てることはできません。

重要

外部プロバイダーの検出とインポートはテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat Subscription のサービスレベルアグリーメント (SLA) では完全にサポートされていません。機能的に完全でない可能性があり、実稼働環境での使用を目的とはしていませんが、近日発表予定のプロダクトイノベーションのリリースに先駆けてご提供することにより、お客様は機能性をテストし、開発プロセス中にフィードバックをお寄せいただくことができます。

5.3.3. 外部プロバイダーの論理ネットワーク上のサブネット設定

5.3.3.1. 外部プロバイダーの論理ネットワーク上のサブネット設定

外部プロバイダーが提供する論理ネットワークは、その論理ネットワークに 1 つ以上のサブネットが定義されていないと、仮想マシンに IP アドレスを割り当てることができません。サブネットが定義されていない場合は、仮想マシンには IP アドレスが割り当てられません。またサブネットが 1 つの場合は、そのサブネットから仮想マシンに IP アドレスが割り当てられ、サブネットが複数ある場合は、使用可能なサブネットのいずれかから IP アドレスが割り当てられます。論理ネットワークをホストする Neutron インスタンスの DHCP サービスは、これらの IP アドレスを割り当てる役割を果たします。
Red Hat Enterprise Virtualization Manager では、インポートされた論理ネットワーク上で事前定義されているサブネットが自動的に検出されますが、Manager 内で論理ネットワークにサブネットを追加したり、サブネットを削除したりすることも可能です。

5.3.3.2. 外部プロバイダーの論理ネットワークへのサブネット追加

外部プロバイダーが提供する論理ネットワークにサブネットを作成します。

手順5.15 外部プロバイダーの論理ネットワークへのサブネット追加

  1. ネットワーク タブをクリックします。
  2. 外部プロバイダーにより提供される論理ネットワークのうち、サブネットを追加する論理ネットワークをクリックします。
  3. 詳細ペインの サブネット タブをクリックします。
  4. 新規作成 ボタンをクリックし、新規外部サブネット ウィンドウを開きます。
    The New External Subnet Window

    図5.4 新規外部サブネットウィンドウ

  5. 新規サブネットの 名前CIDR を入力します。
  6. IP バージョン のドロップダウンメニューから、IPv4 または IPv6 のいずれかを選択します。
  7. OK をクリックします。

5.3.3.3. 外部プロバイダーの論理ネットワークからのサブネット削除

外部プロバイダーが提供する論理ネットワークからサブネットを削除します。

手順5.16 外部プロバイダーの論理ネットワークからのサブネット削除

  1. ネットワーク タブをクリックします。
  2. 外部プロバイダーにより提供される論理ネットワークのうち、サブネットを削除する論理ネットワークをクリックします。
  3. 詳細ペインの サブネット タブをクリックします。
  4. 削除するサブネットをクリックします。
  5. 削除 をクリックし、プロンプトが表示されたら OK をクリックします。