10.5. Red Hat Enterprise Virtualization における読み取り専用ディスク

アプリケーションによっては、管理者はデータを読み取り専用として共有する必要があります。これは、仮想マシンにアタッチされるディスクの作成/編集中に、仮想マシンの詳細ペインの ディスク タブで 読み取り専用 のチェックボックスを選択することによって可能となります。読み取り専用 および 共有可能 に設定すると、管理者は書き込み権限を維持しつつ、複数のクラスター対応ゲストが単一のディスクを共有して読み取ることができます。
仮想マシンの実行中には、ディスクの読み取り専用ステータスは変更できません。

重要

ジャーナリングファイルシステムには読み取りおよび書き込みのアクセスが必要です。このようなファイルシステム (例: EXT3EXT4、または XFS) が含まれている仮想マシンディスクに 読み取り専用 オプションを使用するのは適切ではありません。