13.9. 定義済みのバックエンドに対する共有種別の作成

File Share サービスでは、固有の設定で共有を作成する際に利用可能な 共有種別 を定義できます。共有種別は、Block Storage のボリューム種別と全く同じように機能します。各種別には設定が関連付けられており (追加スペック)、共有の作成中に種別を呼び出して、これらの設定を適用します。
デフォルト以外のバックエンドで共有を作成する場合は、使用するバックエンドを明示的に指定する必要があります。プロセスがユーザーにとってシームレスになるように、共有種別を作成して、(「File Share サービスのバックエンドの定義」 で選択した) バックエンドの share_backend_name の値と関連付けます。
TYPENAME という名前の共有種別を作成するには、OpenStack の admin ユーザーとして以下を実行します。
# manila type-create TYPENAME SHAREHANDLING
SHAREHANDLING は、共有種別がドライバーを使用して共有を処理するかどうかを指定します。これは、バックエンド定義の driver_handles_share_servers で設定した値になるはずです。「File Share サービスのバックエンドの定義」 からのバックエンド設定がすべて driver_handles_share_servers=False を指定している点に注意してください。そのため、SHAREHANDLINGfalse に指定してください。glusterfs_native と呼ばれる共有種別を作成するには、以下を実行します。
# manila type-create glusterfs_native false
次に glusterfs_native 種別を特定のバックエンドに関連付けます。share_backend_name の値を使用して、バックエンドを指定します。たとえば、共有種別 glusterfs_native「gluster_native ドライバーのバックエンドの定義」 で定義したバックエンドに関連付けるには、以下を実行します。
# manila type-key glusterfs_native set share_backend_name='GLUSTERNATIVE'
glusterfs_native 種別を呼び出すと、GLUSTERNATIVE バックエンドから共有を作成できるようになっているはずです。