26.3. TCP_CORK の有効化

TCP_CORK オプションは、ソケットが "uncorked" になるまで TCP がパケットを送信しないようにします。

手順

  1. 次の行を TCP アプリケーションの .c ファイルに追加します。

    int one = 1;
    setsockopt(descriptor, SOL_TCP, TCP_CORK, &one, sizeof(one));
  2. ファイルを保存して、エディターを終了します。
  3. アプリケーション内のさまざまなコンポーネントにより論理パケットがカーネルで構築されたら、TCP_CORK を無効にします。

    int zero = 0;
    setsockopt(descriptor, SOL_TCP, TCP_CORK, &zero, sizeof(zero));

    TCP は、アプリケーションからのパケットを待たずに、直ちに累積した論理パケットを送信します。