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2.6. DNS 設定の優先順位

多くの DNS 設定オプションは、次のレベルで設定できます。優先度は、レベルごとに異なります。

ゾーン固有の設定
IdM に定義されている特定のゾーンに固有の設定は、優先度が最も高いレベルです。ipa dnszone-* コマンドおよび ipa dnsforwardzone-* コマンドを使用して、ゾーン固有の設定を管理できます。
サーバーごとの設定
IdM サーバーのインストール時に、サーバーごとのフォワーダーを定義するように求められます。サーバーごとのフォワーダーは、ipa dnsserver-* コマンドを使用して管理できます。レプリカのインストール時にサーバーごとのフォワーダーを設定しない場合は、--no-forwarder オプションを使用できます。
グローバル DNS 設定
ゾーン固有の設定が定義されていない場合は、IdM は LDAP に保存されているグローバル DNS 設定を使用します。グローバル DNS 設定は、ipa dnsconfig-* コマンドを使用して管理できます。グローバル DNS 設定で定義したオプションは、すべての IdM DNS サーバーに適用されます。
/etc/named.confの設定

IdM DNS サーバーごとに /etc/named.conf ファイルで定義されている設定の優先度は、最も低くなります。これは各サーバーに固有のものであり、手動で編集する必要があります。

/etc/named.conf ファイルを使用するのは通常、ローカル DNS キャッシュへの DNS 転送を指定する場合のみです。他のオプションは、上記のゾーン固有の設定と、グローバル DNS 設定のコマンドを使用して管理します

DNS オプションは、同時に複数のレベルで設定できます。このような場合に、最も優先度が高い設定は、レベルが低い設定よりも優先されます。

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