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31.5. Ansible を使用した IdM での自動マウントの場所、マップ、およびキーの設定

Identity Management (IdM) のシステム管理者は、IdM で自動マウントの場所とマップを設定できます。これにより、指定した場所の IdM ユーザーが、ホストの特定のマウントポイントに移動して、NFS サーバーがエクスポートした共有にアクセスできるようになります。エクスポートされた NFS サーバーディレクトリーとマウントポイントの両方が、マップで指定されます。LDAP 用語では、ロケーションはそのようなマップエントリーのコンテナーです。

この例では、Ansible を使用して、raleigh の場所と、IdM クライアント上の /devel/project マウントポイントに nfs-server.idm.example.com:/exports/project 共有を読み取り/書き込みディレクトリーとしてマウントするマップを設定する方法を説明します。

前提条件

  • IdM admin のパスワードを把握している。
  • 以下の要件を満たす Ansible コントロールノードを設定している。

    • Ansible バージョン 2.8 以降を使用している。
    • ansible-freeipa パッケージがインストールされている。
    • ~/MyPlaybooks/ ディレクトリーに、IdM サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用して Ansible インベントリーファイル を作成しました。

手順

  1. Ansible コントロールノードで、~/MyPlaybooks/ ディレクトリーに移動します。

    $ cd ~/MyPlaybooks/
  2. /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/automount/ ディレクトリーにある automount-location-present.yml Ansible Playbook ファイルをコピーします。

    $ cp /usr/share/doc/ansible-freeipa/playbooks/automount/automount-location-present.yml automount-location-map-and-key-present.yml
  3. automount-location-map-and-key-present.yml ファイルを編集用に開きます。
  4. ipaautomountlocation タスクセクションで次の変数を設定して、ファイルを調整します。

    • ipaadmin_password 変数は IdM admin のパスワードに設定します。
    • name 変数を raleigh に設定します。
    • state 変数は present に設定されていることを確認します。

      以下は、今回の例で使用するように変更した Ansible Playbook ファイルです。

    ---
    - name: Automount location present example
      hosts: ipaserver
      become: true
      tasks:
      - name: Ensure automount location is present
        ipaautomountlocation:
          ipaadmin_password: Secret123
          name: raleigh
          state: present
  5. automount-location-map-and-key-present.yml ファイルの編集を続けます。

    1. tasks セクションで、自動マウントマップの存在を確認するタスクを追加します。

      [...]
        tasks:
      [...]
        - name: ensure map named auto.devel in location raleigh is created
          ipaautomountmap:
            ipaadmin_password: Secret123
            name: auto.devel
            location: raleigh
            state: present
    2. 別のタスクを追加して、マウントポイントと NFS サーバー情報をマップに追加します。

      [...]
        tasks:
      [...]
        - name: ensure automount key /devel/project is present
          ipaautomountkey:
            ipaadmin_password: Secret123
            location: raleigh
            mapname: auto.devel
            key: /devel/project
            info: nfs-server.idm.example.com:/exports/project
            state: present
    3. auto.develauto.master に接続されていることを確認する別のタスクを追加します。

      [...]
        tasks:
      [...]
      - name: Ensure auto.devel is connected in auto.master:
        ipaautomountkey:
          ipaadmin_password: Secret123
          location: raleigh
          mapname: auto.map
          key: /devel
          info: auto.devel
          state: present
  6. ファイルを保存します。
  7. Ansible Playbook を実行し、Playbook とインベントリーファイルを指定します。

    $ ansible-playbook -v -i inventory automount-location-map-and-key-present.yml