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6.4. DN キャッシュサイズの調整

重要

Red Hat は、パフォーマンスを最適化するために、内蔵キャッシュの自動サイズ設定機能を使用することを推奨します。オートチューニングした値から意図的に逸脱する必要がある場合に限り、この値を変更してください。

nsslapd-dncachememsize 属性は、識別名 (DN) キャッシュに使用できるメモリー領域のサイズ (バイト) を指定します。DN キャッシュはデータベースのエントリーキャッシュと似ていますが、そのテーブルにはエントリー ID とエントリー DN のみが保存されるため、rename 操作やmoddn 操作での検索が速くなります。

デフォルト値

10485760 (10 MB)

有効範囲

500000 - 18446744073709551615 (500 kB - (264-1))

エントリー DN の場所

cn=database-name,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config

前提条件

  • LDAP Directory Manager のパスワード

手順

  1. (任意) データベースの接尾辞と、対応するデータベース名を表示します。

    [root@server ~]# dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com backend suffix list
    dc=example,dc=com (userroot)

    このコマンドにより、各接尾辞の横にバックエンドデータベースが表示されます。次の手順では、接尾辞のデータベース名を使用します。

  2. データベースの DN キャッシュサイズを設定します。この例では、DN キャッシュを 20 メガバイトに設定します。

    [root@server ~]# dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com backend suffix set --dncache-memsize=20971520 userroot
  3. Directory Server を再起動します。

    [root@server ~]# systemctl restart dirsrv.target
  4. IdM ディレクトリーサーバーのパフォーマンスを監視します。適切な変更が行われない場合は、この手順を繰り返して dncache-memsize を別の値に調整するか、デフォルトの 10MB に戻します。

検証手順

  • nsslapd-dncachememsize 属性の新しい値を表示し、目的の値に設定されていることを確認します。

    [root@server ~]# ldapsearch -D "cn=directory manager" -w DirectoryManagerPassword -b "cn=userroot,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config" | grep nsslapd-dncachememsize
    nsslapd-dncachememsize: 20971520

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