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6.2. データベースのインデックスキャッシュサイズの調整

重要

Red Hat は、パフォーマンスを最適化するために、内蔵キャッシュの自動サイズ設定機能を使用することを推奨します。オートチューニングした値から意図的に逸脱する必要がある場合に限り、この値を変更してください。

nsslapd-dbcachesize 属性は、データベースインデックスが使用するメモリーの容量を制御します。このキャッシュサイズは、エントリーキャッシュサイズよりも Directory Server のパフォーマンスに影響を及ぼしません。ただし、エントリーキャッシュサイズの設定後に利用可能な RAM がある場合は、データベースキャッシュに割り当てられるメモリーの量を増やすことが推奨されます。

データベースキャッシュは、RAM が 1.5GB に制限されています。これを超える値を設定するとパフォーマンスが向上しないためです。

デフォルト値

10000000 (10 MB)

有効範囲

500000 - 1610611911 (500 kB - 1.5GB)

エントリー DN の場所

cn=config,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config

前提条件

  • LDAP Directory Manager のパスワード

手順

  1. 自動キャッシュチューニングを無効にし、データベースのキャッシュサイズを設定します。この例では、データベースキャッシュを 256 メガバイトに設定します。

    [root@server ~]# dsconf -D "cn=Directory Manager" ldap://server.example.com backend config set --cache-autosize=0 --dbcachesize=268435456
  2. Directory Server を再起動します。

    [root@server ~]# systemctl restart dirsrv.target
  3. IdM ディレクトリーサーバーのパフォーマンスを監視します。望ましい方法で変更が行われない場合は、この手順を繰り返して dbcachesize を別の値に調整するか、キャッシュの自動サイズ設定を再度有効にします。

検証手順

  • nsslapd-dbcachesize 属性の値を表示し、目的の値に設定されていることを確認します。

    [root@server ~]# ldapsearch -D "cn=directory manager" -w DirectoryManagerPassword -b "cn=config,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config" | grep nsslapd-dbcachesize
    nsslapd-dbcachesize: 2147483648