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3.4.6. LDAP から IdM への移行パフォーマンスの改善

LDAP の移行は、基本的には、IdM サーバー内の 389 Directory Server (DS) インスタンスに対する特殊なインポート操作です。インポート操作のパフォーマンスを向上させるために、389 DS インスタンスをチューニングすると、移行パフォーマンス全体を改善できます。

インポートのパフォーマンスに直接影響を与えるパラメーターは、以下の 2 つです。

  • nsslapd-cachememsize 属性。エントリーキャッシュに使用できるサイズを定義します。これは、キャッシュメモリーの合計サイズの 80% に自動的に設定されるバッファーです。大規模なインポート操作の場合は、このパラメーターを増やし、メモリーキャッシュ自体も増やすことができます。これにより、多数のエントリーや、大きな属性を持つエントリーを処理する際に、ディレクトリーサービスの効率が向上します。

    dsconf コマンドを使用して属性を変更する方法の詳細は、Adjusting the entry cache size を参照してください。

  • システムulimit設定オプションは、システムユーザーに許可されるプロセスの最大数を設定します。大規模なデータベースの処理が制限を超える可能性があります。これが発生した場合は、値を上げます。

    [root@server ~]# ulimit -u 4096