1.8. ワンタイムパスワードを使用した Web コンソールへのログイン

ワンタイムパスワード (OTP) 設定が有効になっている Identity Management (IdM) ドメインにシステムが含まれている場合には、OTP を使用して RHEL Web コンソールにログインできます。

重要

ワンタイムパスワードを使用してログインできるのは、OTP 設定が有効な Identity Management (IdM) ドメインに、お使いのシステムが含まれる場合のみです。

前提条件

  • RHEL Web コンソールがインストールされている。
  • Identity Management サーバーで OTP 設定を有効しておく。
  • OTP トークンを生成する設定済みのハードウェアまたはソフトウェアのデバイス

手順

  1. ブラウザーで RHEL Web コンソールを開きます。

    • ローカルの場合 - https://localhost:PORT_NUMBER
    • リモートでサーバーのホスト名を使用する場合 - https://example.com:PORT_NUMBER
    • リモートでサーバーの IP アドレスを使用する場合 - https://EXAMPLE.SERVER.IP.ADDR:PORT_NUMBER

      自己署名証明書を使用する場合は、ブラウザーに警告が表示されます。証明書を確認し、セキュリティー例外を許可してから、ログインを続行します。

      コンソールは /etc/cockpit/ws-certs.d ディレクトリーから証明書をロードし、アルファベット順で最後となる .cert 拡張子のファイルを使用します。セキュリティーの例外を承認しなくてもすむように、認証局 (CA) が署名した証明書をインストールします。

  2. ログイン画面が表示されます。ログイン画面で、システムユーザーの名前とパスワードを入力します。
  3. デバイスでワンタイムパスワードを生成します。
  4. パスワードを確認してから、Web コンソールインターフェイスに表示される新規フィールドにワンタイムパスワードを入力します。
  5. Log in をクリックします。
  6. ログインに成功すると、Web コンソールインターフェイスの Overview ページに移動します。