17.2. Web コンソールで NFS マウントオプションのカスタマイズ

既存の NFS マウントを編集し、カスタムのマウントオプションを追加します。

カスタムのマウントオプションは、タイムアウトの制限を変更したり、認証を設定するなどの NFS マウントの接続をトラブルシュートしてパラメーターを変更するのに役に立ちます。

前提条件

  • NFS マウントが追加されている。

手順

  1. RHEL 9 Web コンソールにログインします。詳細は、Web コンソールへのログイン を参照してください。
  2. Storage をクリックします。
  3. 調整する NFS マウントをクリックします。
  4. リモートディレクトリーをマウントしている場合は、アンマウント をクリックします。

    カスタムのマウントオプションの設定時には、ディレクトリーをマウントできません。それ以外の場合は、Web コンソールが設定を保存しないため、エラーが発生します。

  1. Edit をクリックします。
  1. NFS マウント ダイアログボックスで、カスタムのマウントオプション を選択します。
  2. マウントオプションを、コンマで区切って入力します。以下に例を示します。

    • nfsvers=4 - NFS プロトコルのバージョン番号
    • soft - NFS 要求のタイムアウト後に復元する種類
    • sec=krb5 - NFS サーバーのファイルが、Kerberos 認証により保護されます。NFS のクライアントとサーバーの両方で Kerberos 認証に対応する必要があります。

NFS マウントオプションのリストは、コマンドラインで man nfs を実行します。

  1. Apply をクリックします。
  2. Mount をクリックします。

検証手順

  • マウントしたディレクトリーを開き、コンテンツがアクセスできることを確認します。