24.2. Healthcheck ツールを使用した証明書のスクリーニング

Healthcheck ツールを使用して Identity Management (IdM) 証明書ヘルスチェックのスタンドアロン手動テストを実行するには、次の手順に従います。

Healthcheck ツールには多くのテストが含まれているため、以下の方法で結果を短くすることができます。

  • 成功したテストをすべて除外する - --failures-only
  • 証明書テストのみを含める - --source=ipahealthcheck.ipa.certs

前提条件

  • root ユーザーとして Healthcheck テストを実行する必要があります。

手順

  • 証明書に関する警告、エラー、および重大な問題について Healthcheck を実行するには、次のコマンドを実行します。

    # ipa-healthcheck --source=ipahealthcheck.ipa.certs --failures-only

テストに成功すると、空の括弧が表示されます。

[]

失敗したテストでは、以下の出力が表示されます。

{
  "source": "ipahealthcheck.ipa.certs",
  "check": "IPACertfileExpirationCheck",
  "result": "ERROR",
  "kw": {
    "key": 1234,
    "dbdir": "/path/to/nssdb",
    "error": [error],
    "msg": "Unable to open NSS database '/path/to/nssdb': [error]"
  }
}

上記の IPACertfileExpirationCheck テストは、NSS データベースを開くときに失敗しています。

関連情報

  • man ipa-healthcheck を参照してください。