Menu Close
Settings Close

Language and Page Formatting Options

第8章 ipa-server-install コマンドおよび ipa-replica-install コマンドのオプション

ipa-server-install コマンドおよび ipa-replica-install コマンドには、対話的なインストール時に要求されない追加情報を提供するのに使用できる引数が多数あります。これらのオプションを使用して、無人インストールのスクリプトを作成することもできます。以下の表に、最も一般的なオプションの一部を示します。オプションの詳細な一覧は、man ページの ipa-server-install(1) および ipa-replica-install(1) を参照してください。

表8.1 ipa-server-install コマンドおよび ipa-replica-install コマンドのオプション

引数説明

-a <ipa_admin_password>

Kerberos レルムに対して認証する admin IdM 管理者アカウントのパスワード。

-d--debug

詳細な出力のためにデバッグロギングを有効にします。

--dirsrv-config-file <LDIF_file_name>

ディレクトリーサーバーインスタンスの設定を変更するのに使用する LDIF ファイルへのパス。

--hostname=server.idm.example.com

IdM サーバーマシンの完全修飾ドメイン名。数字、小文字のアルファベット、およびハイフン (-) のみが使用できます。

--idmax=<number>

IdM サーバーで割り当て可能な ID の最大値を設定します。デフォルト値は ID 開始値 + 199999 です。

--idstart=<number>

IdM サーバーで割り当て可能な ID の最小値 (または開始値) を設定します。デフォルト値は無作為に選択されます。

--ip-address 127.0.0.1

サーバーの IP アドレスを指定します。このオプションでは、ローカルインターフェイスに関連付けられている IP アドレスのみを使用できます。

-n example.com

IdM ドメインに使用する LDAP サーバードメインの名前。これは、通常 IdM サーバーのホスト名に基づいています。

-p <directory_manager_password>

スーパーユーザーのパスワード (LDAP サービスの cn=Directory Manager)

-P <kerberos_main_password>

KDC 管理者のパスワード。値を指定しないと、無作為に生成されます。

-r <KERBEROS_REALM_NAME>

EXAMPLE.COM など、IdM ドメイン用に作成する Kerberos レルムの名前を大文字で入力します。

--setup-ca

このレプリカに CA をインストールして設定します。CA が設定されていないと、証明書操作は CA がインストールされている別のレプリカに転送されます。

--forwarder=192.0.2.1

DNS サービスで使用する DNS フォワーダーを指定します。複数のフォワーダーを指定するには、このオプションを複数回使用します。

--no-forwarders

フォワーダーではなく DNS サービスを使用するルートサーバーを使用します。

--no-reverse

DNS ドメインの設定時に、逆引き DNS ゾーンが作成されないようにします。(すでに逆引き DNS ゾーンが設定されている場合は、既存の逆引き DNS ゾーンが使用されます。) このオプションを使用しない場合には、デフォルト値は true になるので、インストールスクリプトで逆引き DNS を設定することを前提としています。

--setup-dns

IdM ドメイン内に DNS サービスを設定するように、インストールスクリプトに指示します。統合 DNS サービスの使用は任意であるため、インストールスクリプトでこのオプションが指定されていない場合には、DNS は設定されません。

-U--unattended

ユーザー入力を求めない無人インストールセッションを有効にします。

関連情報

  • ipa-server-install(1) man ページ
  • ipa-replica-install(1) man ページ