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3.4.2. コアダンプによるアプリケーションのクラッシュの記録

アプリケーションのクラッシュを記録するには、コアダンプの保存内容を設定し、システムに関する情報を追加します。

手順

  1. コアダンプを有効にするには、/etc/systemd/system.conf ファイルに以下の行が含まれていることを確認します。

    DumpCore=yes
    DefaultLimitCORE=infinity

    これらの設定が以前に存在したかどうか、以前の値が何であったかを説明するコメントを追加することもできます。これにより、必要に応じて、この変更を後で元に戻すことができます。コメントは、# 文字で始まる行です。

    ファイルを変更するには、管理者レベルのアクセスが必要です。

  2. 新しい設定を適用します。

    # systemctl daemon-reexec
  3. コアダンプサイズの制限を削除します。

    # ulimit -c unlimited

    この変更を元に戻すには、unlimited ではなく、0 を指定してコマンドを実行します。

  4. システム情報を収集する sosreport ユーティリティーを提供する sos パッケージをインストールします。

    # dnf install sos
  5. アプリケーションがクラッシュすると、コアダンプが生成され、systemd-coredump により処理されます。
  6. SOS レポートを作成して、システムに関する追加情報を提供します。

    # sosreport

    これにより、設定ファイルのコピーなど、システムに関する情報が含まれる .tar アーカイブが作成されます。

  7. コアダンプを探してエクスポートします。

    $ coredumpctl list executable-name
    $ coredumpctl dump executable-name > /path/to/file-for-export

    アプリケーションが複数回クラッシュした場合、最初のコマンドの出力には、取得されたコアダンプがさらに一覧表示されます。その場合、2 番目のコマンドに対して、他の情報を使用してより正確なクエリーを作成します。詳細は、man ページ coredumpctl(1) を参照してください。

  8. デバッグを行うコンピューターに、コアダンプと SOS レポートを移動します。既知の場合は、実行ファイルも転送します。

    重要

    実行可能ファイルが不明な場合は、コアファイルのその後の分析で特定します。

  9. オプション:コアダンプと SOS レポートに移動後に削除して、ディスク領域を解放します。