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12.4. ブートローダーの主な変更

ブートローダーの設定ファイルを CPU アーキテクチャーを通じて統一

GRUB ブートローダーの設定ファイルが、サポートされているすべての CPU アーキテクチャーにおいて、/boot/grub2/ ディレクトリーに格納されるようになりました。GRUB が UEFI システムのメイン設定ファイルとして使用されていた /boot/efi/EFI/redhat/grub.cfg ファイルは、/boot/grub2/grub.cfg ファイルを読み込むだけになりました。

この変更により、GRUB 設定ファイルのレイアウトが簡素化され、ユーザーの操作性が向上するとともに、以下のような注目すべきメリットが得られます。

  • EFI とレガシー BIOS のどちらでも、同じインストールを起動できます。
  • すべてのアーキテクチャーに同じドキュメントとコマンドを使用することができます。
  • GRUB 設定ツールは、シンボリックリンクに依存しなくなり、プラットフォーム固有のケースを処理する必要がないため、より堅牢になっています。
  • GRUB 設定ファイルの使い方は、CoreOS Assembler(COSA) や OSBuild で生成されたイメージと一致しています。
  • GRUB の設定ファイルの使い方は、他の Linux ディストリビューションと同じです。

RHEL は 32 ビット UEFI で起動しなくなる

32 ビット UEFI ファームウェアのサポートは、GRUB および shim ブートローダーから削除されました。その結果、RHEL 9 には 64 ビットの UEFI が必要であり、32 ビットの UEFI を使用する 64 ビットシステムでは起動できなくなります。

この変更の一環として、次のパッケージが削除されました。

  • grub2-efi-ia32
  • grub2-efi-ia32-cdboot
  • grub2-efi-ia32-modules
  • shim-ia32