Menu Close
Settings Close

Language and Page Formatting Options

2.5. nftables コマンドでのセットの使用

nftables フレームワークは、セットをネイティブに対応します。たとえば、ルールが複数の IP アドレス、ポート番号、インターフェイス、またはその他の一致基準に一致する必要がある場合など、セットを使用できます。

2.5.1. nftables での匿名セットの使用

匿名セットには、ルールで直接使用する { 22, 80, 443 } などの中括弧で囲まれたコンマ区切りの値が含まれます。IP アドレスやその他の一致基準にも匿名セットを使用できます。

匿名セットの欠点は、セットを変更する場合はルールを置き換える必要があることです。動的なソリューションの場合は、nftables で名前付きセットの使用 で説明されているように名前付きセットを使用します。

前提条件

  • inet ファミリーに example_chain チェーンおよび example_table テーブルがある。

手順

  1. たとえば、ポート 2280、および 443 に着信トラフィックを許可するルールを、example_tableexample_chain に追加するには、次のコマンドを実行します。

    # nft add rule inet example_table example_chain tcp dport { 22, 80, 443 } accept
  2. オプション:example_table 内のすべてのチェーンとそのルールを表示します。

    # nft list table inet example_table
    table inet example_table {
      chain example_chain {
        type filter hook input priority filter; policy accept;
        tcp dport { ssh, http, https } accept
      }
    }