2.7.3. ドロップされたパケットをファイルにロギングするための設定

デフォルトでは、systemd は、ドロップされたパケットなどのカーネルメッセージをジャーナルに記録します。さらに、このようなエントリーを別のファイルに記録するように rsyslog サービスを設定することもできます。ログファイルが無限に大きくならないようにするために、ローテーションポリシーを設定します。

前提条件

  • rsyslog パッケージがインストールされている。
  • rsyslog サービスが実行されている。

手順

  1. 以下の内容で /etc/rsyslog.d/nftables.conf ファイルを作成します。

    :msg, startswith, "nft drop" -/var/log/nftables.log
    & stop

    この設定を使用すると、rsyslog サービスはドロップされたパケットを /var/log/messages ではなく /var/log/nftables.log ファイルに記録します。

  2. rsyslog サービスを再起動します。

    # systemctl restart rsyslog
  3. サイズが 10 MB を超える場合は、以下の内容で /etc/logrotate.d/nftables ファイルを作成し、/var/log/nftables.log をローテーションします。

    /var/log/nftables.log {
      size +10M
      maxage 30
      sharedscripts
      postrotate
        /usr/bin/systemctl kill -s HUP rsyslog.service >/dev/null 2>&1 || true
      endscript
    }

    maxage 30 設定は、次のローテーション操作中に logrotate が 30 日経過したローテーション済みログを削除することを定義します。

関連情報

  • rsyslog.conf(5) の man ページ
  • logrotate(8) の man ページ