14.3. デフォルトターゲットの変更

デフォルトのターゲットユニットは /etc/systemd/system/default.target ファイルで表されます。以下の手順では、systemctl コマンドを使用して、デフォルトのターゲットを変更する方法を説明します。

手順

  1. デフォルトのターゲットユニットを確認するには、次のコマンドを実行します。

    # systemctl get-default
  2. デフォルトで異なるターゲットユニットを使用するようにシステムを設定するには、次のコマンドを実行します。

    # systemctl set-default multi-user.target
    rm /etc/systemd/system/default.target
    ln -s /usr/lib/systemd/system/multi-user.target /etc/systemd/system/default.target

    このコマンドにより、/etc/systemd/system/default.target ファイルが、/usr/lib/systemd/system/name.target へのシンボリックリンクに置き換わります。name は、使用するターゲットユニットの名前になります。multi-user は、デフォルトで使用するターゲットユニット名に置き換えます。

    表14.1 set-default コマンドの共通のターゲット

    basic

    基本的な起動を対象とするユニットターゲット

    rescue

    ベースシステムにプルしてレスキューシェルを生成するユニットターゲット

    multi-user

    マルチユーザーシステムを設定するためのユニットターゲット

    graphical

    グラフィカルログイン画面を設定するためのユニットターゲット

    emergency

    メインコンソールで緊急シェルを起動するユニットターゲット

    sysinit

    システムの初期化に必要なサービスをプルするユニットターゲット

  3. 再起動

    # reboot

関連情報

  • systemd.special の man ページ
  • bootup の man ページ