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第20章 Windows 仮想マシンのインストールおよび管理

RHEL 9 ホスト上の仮想マシン (VM) でゲストオペレーティングシステムとして Microsoft Windows を使用するには、Red Hat は、これらの VM が正しく実行されるように追加の手順を実行することをお勧めします。

このため、以下のセクションでは、ホストマシンに Windows 仮想マシンをインストールし、最適化する方法を説明します。また、Windows 仮想マシンにドライバーをインストールし、設定する方法を説明します。

20.1. Windows 仮想マシンのインストール

RHEL 9 ホスト上に完全に仮想化された Windows マシンを作成し、仮想マシン (VM) 内でグラフィカルな Windows インストーラーを起動し、インストールされた Windows ゲストオペレーティングシステム (OS) を最適化できます。

VM を作成し、Windows ゲスト OS をインストールするには、virt-install コマンドまたは RHEL 9 Web コンソールを使用します。

前提条件

  • ローカルまたはネットワークで利用可能な OS のインストールソースがある。次のいずれかになります。

    • インストールメディアの ISO イメージ
    • 既存の仮想マシンインストールのディスクイメージ
  • KVM virtio ドライバーを備えた記憶媒体がある。

    このメディアを作成するには、Preparing virtio driver installation media on a host machine 参照してください。

  • Windows 11 をインストールする場合は、edk2-ovmf パッケージ、swtpm パッケージ、および libtpms パッケージをホストにインストールする必要があります。

手順

  1. 仮想マシンを作成します。手順については、仮想マシンの作成 を参照してください。ただし、次の詳細に注意してください。

    • virt-install ユーティリティーを使用して仮想マシンを作成する場合は、次のオプションをコマンドに追加します。

      • KVM virtio ドライバーを備えた記憶媒体。以下に例を示します。

        --disk path=/usr/share/virtio-win/virtio-win.iso,device=cdrom
      • インストールする Windows バージョン。たとえば、Windows 10 および 11 の場合は、以下のようになります。

        --os-variant win10

        Windows のバージョンと、適切なオプションの一覧を表示するには、次のコマンドを実行します。

        # osinfo-query os
      • Windows 11 をインストールする場合は、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) および 仮想 Trusted Platform Module (vTPM) を有効にします。

        --boot uefi
    • Web コンソールを使用して仮想マシンを作成する場合は、仮想マシンの新規作成 画面の オペレーティングシステム フィールドで Windows のバージョンを指定します。

      • Windows 11 および Windows Server 2022 より前のバージョンの Windows をインストールする場合は、Create and run をクリックしてインストールを開始します。
      • Windows 11 をインストールする場合、または追加の Windows Server 2022 機能を使用する場合は、Create and edit をクリックして確認し、CLI を使用して UEFI および vTPM を有効にします。

        1. 仮想マシンの XML 設定を開きます。

          # virsh edit windows-vm
        2. firmware='efi' オプションを os 要素に追加します。

          <os firmware='efi'>
            <type arch='x86_64' machine='pc-q35-6.2'>hvm</type>
            <boot dev='hd'/>
          </os>
        3. devices 要素内に tpm デバイスを追加します。

          <devices>
            <tpm model='tpm-crb'>
              <backend type='emulator' version='2.0'/>
            </tpm>
          </devices>
        4. Virtual machines テーブルで Install をクリックして、Windows のインストールを開始します。
  2. 仮想マシンに Windows OS をインストールします。

    Windows オペレーティングシステムのインストール方法は、関連する Microsoft インストールドキュメントを参照してください。

  3. Web コンソールを使用して仮想マシンを作成する場合は、Disks インターフェイスを使用して、virtio ドライバーを含むストレージメディアを仮想マシンに接続します。手順は、Attaching existing disks to virtual machines using the web console を参照してください。
  4. Windows ゲスト OS で、KVM virtio ドライバーを設定します。詳細は、Installing KVM paravirtualized drivers for Windows virtual machines を参照してください。