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17.4. 仮想マシンのメモリーの設定

仮想マシンのパフォーマンスを改善するために、追加のホスト RAM を仮想マシンに割り当てることができます。同様に、仮想マシンに割り当てるメモリー量を減らして、ホストメモリーを他の仮想マシンやタスクに割り当てることができます。

これらのアクションを実行するには、Web コンソール または コマンドラインインターフェイス を使用します。

17.4.1. Web コンソールで仮想マシンのメモリーの追加と削除

仮想マシンのパフォーマンスを向上させるか、または仮想マシンが使用するホストリソースを解放するために、Web コンソールを使用して、仮想マシンに割り当てられたメモリーの量を調整できます。

前提条件

  • ゲスト OS がメモリーバルーンドライバーを実行している。これを確認するには、以下を実行します。

    1. 仮想マシンの設定に memballoon デバイスが含まれていることを確認します。

      # virsh dumpxml testguest | grep memballoon
      <memballoon model='virtio'>
          </memballoon>

      このコマンドで出力が表示され、モデルが none に設定されていない場合は、memballoon デバイスが存在します。

    2. バルーンドライバーがゲスト OS で実行していることを確認します。

      • Windows ゲストでは、ドライバーは virtio-win ドライバーパッケージの一部としてインストールされます。手順は、Installing KVM paravirtualized drivers for Windows virtual machines を参照してください。
      • Linux ゲストでは、通常、このドライバーはデフォルトで含まれており、memballoon デバイスがあれば、アクティベートされます。
  • Web コンソールの VM プラグインが システムにインストールされている

手順

  1. オプション:最大メモリーと、仮想マシンに現在使用されているメモリーに関する情報を取得します。これは、変更のベースラインとしても、検証のためにも機能します。

    # virsh dominfo testguest
    Max memory:     2097152 KiB
    Used memory:    2097152 KiB
  2. 仮想マシン インターフェイスで、情報を表示する仮想マシンを選択します。

    新しいページが開き、選択した VM に関する基本情報を含む概要セクションと、VM のグラフィカルインターフェイスにアクセスするためのコンソールセクションが表示されます。

  3. 概要ペインで、Memory 行の横にある 編集 をクリックします。

    メモリー調整 ダイアログが表示されます。

    仮想マシンのメモリー調整ダイアログボックスを表示するイメージ。
  4. 選択した仮想マシンの仮想 CPU を設定します。

    • 最大割り当て: 仮想マシンがそのプロセスに使用できるホストメモリーの最大量を設定します。VM の作成時に最大メモリーを指定することも、後で増やすこともできます。メモリーは、MiB または GiB の倍数で指定できます。

      仮想マシンをシャットダウンしてからでないと、最大メモリー割り当てを調整できません。

    • 現在の割り当て - 仮想マシンに割り当てる実際のメモリー量を設定します。この値は、最大割り当てより小さい値にすることができますが、上限を超えることはできません。値を調整して、仮想マシンで利用可能なメモリーをプロセス用に調整できます。メモリーは、MiB または GiB の倍数で指定できます。

      この値を指定しない場合、デフォルトの割り当ては最大割り当て の値になります。

  5. 保存 をクリックします。

    仮想マシンのメモリー割り当てが調整されます。