43.3. nmstate systemd サービス

nmstate systemd サービスを設定することで、Red Hat Enterprise Linux システムの起動時に新しいネットワーク設定を自動的に適用できます。

nmstate パッケージをインストールすると、Nmstate 命令を含む *.yml ファイルを /etc/nmstate/ ディレクトリーに保存できます。nmstate サービスは、次回の再起動時、またはサービスを手動で再起動したときに、ファイルを自動的に適用します。Nmstate はファイルを正常に適用した後、サービスが同じファイルを再度処理しないように、ファイルの .yml 接尾辞の名前を .applied に変更します。

nmstate サービスは、oneshot systemd サービスです。したがって、systemd は、システムの起動時とサービスを手動で再起動したときにのみ、これを実行します。

注記

デフォルトでは、nmstate サービスは無効になっています。これを有効にするには systemctl enable nmstate コマンドを使用します。その後、systemd は、システムが起動するたびにこのサービスを実行します。