26.4. ifcfg およびキーファイル形式でのプロファイルを使用したインターフェイスの名前変更における違い

provider または lan などのカスタムネットワークインターフェイス名を定義して、インターフェイス名をよりわかりやすいものにすることができます。この場合、udev サービスはインターフェイスの名前を変更します。名前変更プロセスは、ifcfg またはキーファイル形式で接続プロファイルを使用するかどうかによって異なる動作をします。

ifcfg 形式でプロファイルを使用する場合のインターフェイスの名前変更プロセス
  1. /usr/lib/udev/rules.d/60-net.rules udev ルールは、/lib/udev/rename_device ヘルパーユーティリティーを呼び出します。
  2. ヘルパーユーティリティーは、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-* ファイルの HWADDR パラメーターを検索します。
  3. 変数に設定した値がインターフェイスの MAC アドレスに一致すると、ヘルパーユーティリティーは、インターフェイスの名前を、ファイルの DEVICE パラメーターに設定した名前に変更します。
キーファイル形式でプロファイルを使用する場合のインターフェイスの名前変更プロセス
  1. インターフェイスの名前を変更する systemd リンクファイル または udev ルール を作成します。
  2. NetworkManager 接続プロファイルの interface-name プロパティーで、カスタムインターフェイス名を使用します。