19.4. control-center を使用した既存の接続でのデフォルトゲートウェイ設定

ほとんどの場合、管理者は、接続を作成する場合のデフォルトのゲートウェイを設定します。ただし、control-center アプリケーションを使用して、以前に作成した接続でデフォルトのゲートウェイを設定したり、更新したりできます。

前提条件

  • デフォルトゲートウェイが設定されている接続で、静的 IP アドレスを少なくとも 1 つ設定している。
  • control-center アプリケーションで、接続のネットワーク設定を開いている。

手順

  1. IPv4 デフォルトゲートウェイを設定します。たとえば、その接続のデフォルトゲートウェイの IPv4 アドレスを 192.0.2.1 に設定します。

    1. IPv4 タブを開きます。
    2. そのゲートウェイのアドレスが含まれる IP アドレスの範囲の隣の gateway フィールドにアドレスを入力します。

      set default gw in control center ipv4

  2. IPv6 デフォルトゲートウェイを設定します。たとえば、接続のデフォルトゲートウェイの IPv6 アドレスを 2001:db8:1::1 に設定するには、以下を行います。

    1. IPv6 タブを開きます。
    2. そのゲートウェイのアドレスが含まれる IP アドレスの範囲の隣の gateway フィールドにアドレスを入力します。

      set default gw in control center ipv6

  3. Apply をクリックします。
  4. Network ウィンドウに戻り、接続のボタンを Off に切り替えてから On に戻して、接続を無効にして再度有効にし、変更を適用します。

    警告

    このネットワーク接続を現在使用しているすべての接続が、再起動時に一時的に中断されます。

  5. 必要に応じて、ルートがアクティブであることを確認します。

    IPv4 デフォルトゲートウェイを表示するには、次のコマンドを実行します。

    $ ip -4 route
    default via 192.0.2.1 dev example proto static metric 100

    IPv6 デフォルトゲートウェイを表示するには、次のコマンドを実行します。

    $ ip -6 route
    default via 2001:db8:1::1 dev example proto static metric 100 pref medium