Menu Close
Settings Close

Language and Page Formatting Options

第2章 NetworkManager の使用

デフォルトでは、RHEL は NetworkManager を使用して、ネットワーク設定と接続を管理します。

2.1. NetworkManager を使用する利点

NetworkManager を使用する主な利点は、次の通りです。

  • ネットワーク設定と状態にクエリーと制御を可能にする、D-Bus を介した API を提供します。この方法では、複数のアプリケーションでネットワークを確認して設定し、ネットワークステータスを同期して最新にすることができます。たとえば、Web ブラウザー経由でサーバーを監視して設定する RHEL Web コンソールは、NetworkManager の D-BUS インターフェイスを使用して、ネットワークの設定および Gnome GUI ツール、nmcli ツール、および nm-connection-editor ツールを使用します。このツールのいずれかに対する変更はすべて、残りのツールにより検出されます。
  • ネットワーク管理が容易になります。NetworkManager は、ネットワーク接続を確実に機能させます。NetworkManager は、システムにネットワーク設定がなく、ネットワークデバイスがあることを検出すると、一時的な接続を作成して接続を提供します。
  • ユーザーの接続設定が容易になります。NetworkManager は、GUI、nmtui、nmcli などのさまざまなツールにより管理機能を提供します。
  • 柔軟な設定に対応します。たとえば、WiFi インターフェイスを設定すると、NetworkManager は使用可能な WiFi ネットワークをスキャンして表示します。インターフェイスを選択すると、NetworkManager が、再起動プロセス後の自動接続を提供するのに必要な資格情報を表示します。NetworkManager では、ネットワークエイリアス、IP アドレス、静的ルート、DNS 情報、VPN 接続のほかに、接続固有のパラメーターを多数設定できます。設定オプションは、必要に応じて修正できます。
  • 再起動プロセス後もデバイスの状態を維持し、再起動中に管理モードに設定されているインターフェイスを引き継ぎます。
  • 明示的に管理対象外として設定されていませんが、ユーザーまたは他のネットワークサービスによって手動で制御されているデバイスを処理します。