第23章 ダミーインターフェイスの作成

Red Hat Enterprise Linux ユーザーは、デバッグおよびテストの目的でダミーネットワークインターフェイスを作成および使用できます。ダミーインターフェイスは、実際には送信せずにパケットをルーティングするデバイスを提供します。NetworkManager が管理する追加のループバックのようなデバイスを作成し、非アクティブな SLIP (Serial Line Internet Protocol) アドレスをローカルプログラムの実アドレスのようにすることができます。

23.1. nmcli を使用して IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方を使用したダミーインターフェイスの作成

IPv4 アドレスや IPv6 アドレスなどのさまざまな設定でダミーインターフェイスを作成できます。ダミーインターフェイスを作成すると、NetworkManager により自動的にデフォルトの public firewalld ゾーンに割り当てられます。

手順

  • 静的 IPv4 および IPv6 アドレスを使用して、dummy0 という名前のダミーインターフェイスを作成します。

    # nmcli connection add type dummy ifname dummy0 ipv4.method manual ipv4.addresses 192.0.2.1/24 ipv6.method manual ipv6.addresses 2001:db8:2::1/64
    注記

    IPv4 および IPv6 アドレスなしでダミーインターフェイスを設定するには、ipv4.method および ipv6.method パラメーターの両方を disabled に設定します。それ以外の場合は、IP 自動設定が失敗し、NetworkManager が接続を無効にしてデバイスを削除します。

検証

  • 接続プロファイルを一覧表示します。

    # nmcli connection show
    NAME            UUID                                  TYPE     DEVICE
    dummy-dummy0    aaf6eb56-73e5-4746-9037-eed42caa8a65  dummy    dummy0

関連情報

  • nm-settings(5) man ページ