4.15. cloud-init の実行後に KVM ゲストイメージから作成された仮想マシンの変更
cloud-init
ユーティリティーを再実行する前に、cloud-init
設定を変更できます。cloud-init
パッケージがインストールされ有効になっている仮想マシンを起動すると、仮想マシンの初回起動時に cloud-init
がデフォルトの状態で実行されます。
手順
- 仮想マシンにログインします。
-
ディレクティブを追加または変更します。たとえば、
/etc/cloud
ディレクトリーのcloud.cfg
ファイルを変更するか、ディレクティブを/etc/cloud/cloud.cfg.d
ディレクトリーに追加します。 cloud-init clean
コマンドを実行してディレクトリーをクリーンアップし、cloud-init
が再実行できるようにします。root で以下のコマンドを実行して、仮想マシンをクリーンアップすることもできます。rm -Rf /var/lib/cloud/instances/ rm -Rf /var/lib/cloud/instance rm -Rf /var/lib/cloud/data/
注記クリーニングしたイメージを新しいイメージとして保存し、そのイメージを複数の仮想マシンに使用できます。新しい仮想マシンは、更新された
cloud-init
設定を使用して、cloud-init
を実行します。cloud-init
を再実行するか、仮想マシンを再起動します。cloud-init
が再実行し、変更した設定を実装します。