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6.3. Image Builder CLI を使用した RHEL for Edge Simplified Installer イメージの RHEL の作成
Image Builder コマンドラインインターフェースを使用して RHEL for Edge の Simplified イメージを作成するには、以下の前提条件を満たしていることを確認してから、手順に従ってください。
前提条件
- RHEL for Edge Simplified イメージのブループリントを作成している。
- イメージに埋め込むコミットの OSTree リポジトリーを提供している。たとえば、http://10.0.2.2:8080/repo です。RHEL for Edge イメージをインストールするための Web サーバーの設定 を参照してください。
手順
起動可能な ISO イメージを作成します。
# composer-cli compose start-ostree \ blueprint-name \ edge-simplified-installer \ --ref rhel/9/x86_64/edge \ --url URL-OSTree-repository \
詳細は以下のようになります。
- blueprint-name は RHEL for Edge の Blueprint 名です。
- edge-simplified-installer は image-type です。
- --ref は、コミットが作成される場所の参照です。
--url は、イメージに埋め込むコミットの OSTree リポジトリーへの URL です。例: http://10.0.2.2:8080/repository/RHEL for Edge Container を起動するか、Web サーバーをセットアップすることができます。非ネットワークベースのデプロイメント用の RHEL for Edge Container イメージの作成 および RHEL for Edge イメージをインストールするための Web サーバーのセットアップ を参照してください。
composer プロセスがキューに追加されたことを確認する画面が表示されます。また、作成されたイメージの UUID (Universally Unique Identifier) 番号も表示されます。UUID 番号を使用してビルドを追跡します。また、更なるタスクのために UUID 番号を手元に保管しておきます。
イメージの作成状態を確認します。
# composer-cli compose status
出力には、以下の形式で状態が表示されます。
<UUID> RUNNING date blueprint-name blueprint-version image-type
注記イメージの作成プロセスは、完了するまでに最大 10 分かかる場合があります。
イメージ作成プロセスを中断するには、以下を実行します。
# composer-cli compose cancel <UUID>
既存イメージを削除するには、以下を実行します。
# composer-cli compose delete <UUID>