4.10. カスタムイメージで有効なサービス

Image Builder を使用してカスタムイメージを設定する場合、イメージが使用するデフォルトのサービスは次のように決定されます。

  • osbuild-composer ユーティリティーを使用する RHEL リリース
  • イメージの種類

たとえば、ami イメージタイプは、デフォルトで sshdchronyd、および cloud-init サービスを有効にします。これらのサービスが有効になっていない場合、カスタムイメージは起動しません。

表4.2 イメージタイプの作成をサポートするために有効になっているサービス

イメージタイプデフォルトで有効化されているサービス

ami

sshd, cloud-init, cloud-init-local, cloud-config, cloud-final

openstack

sshd, cloud-init, cloud-init-local, cloud-config, cloud-final

qcow2

cloud-init

rhel-edge-commit

デフォルトでは、追加のサービスは有効になりません。

tar

デフォルトでは、追加のサービスは有効になりません。

vhd

sshd, chronyd, waagent, cloud-init, cloud-init-local, cloud-config, cloud-final

vmdk

sshd、chronyd、vmtoolsd、cloud-init

注記:システムの起動時に有効にするサービスをカスタマイズできます。ただし、カスタマイズは、前述のイメージタイプに対してデフォルトで有効になっているサービスを上書きしません。