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4.6. Image Builder の Blueprint 形式
Image Builder の Blueprint は、TOML 形式のプレーンテキストとしてユーザーに提示されます。
一般的な Blueprint ファイルの要素は次のとおりです。
- Blueprint のメタデータ
name = "BLUEPRINT-NAME" description = "LONG FORM DESCRIPTION TEXT" version = "VERSION"
BLUEPRINT-NAME および LONG FORM DESCRIPTION TEXT を、Blueprint の名前および説明に置き換えます。
Semantic Versioning スキームに従い、VERSION をバージョン番号に置き換えます。
この部分は、Blueprint ファイル全体に対して一度だけ提示します。
modules エントリーは、パッケージの名前と、イメージにインストールするバージョンと一致する glob を説明します。
group エントリーは、イメージにインストールされるパッケージのグループを説明します。グループはパッケージを以下のように分類します。
- 必須
- デフォルト
任意
Blueprint は、必須パッケージをインストールします。オプションパッケージを選択するメカニズムはありません。
- イメージに追加するグループ
[[groups]] name = "group-name"
group-name を、anaconda-tools、widget、wheel、users などのグループ名に置き換えます。
- イメージに追加するパッケージ
[[packages]] name = "package-name" version = "package-version"
package-name を、パッケージ名 (httpd、gdb-doc、coreutils など) に置き換えます。
package-version を、使用するバージョンに置き換えます。このフィールドは、
dnf
バージョンの指定に対応します。- 特定のバージョンを指定する場合は、8.30 のように、バージョン番号を正確に指定してください。
- 利用可能な最新バージョンを指定する場合は、アスタリスク (*) を使用します。
- 最新のマイナーバージョンを指定する場合は、8.* などの形式を使用してください。
追加するすべてのパッケージにこのブロックを繰り返します。