17.7. Web コンソールでのコンテナーチェックポイントの復元
保存したデータを使用して、再起動後に、チェックポイントの時点にコンテナーを復元できます。
注記
チェックポイントの作成は、システムコンテナーでのみ使用できます。
前提条件
- コンテナーにチェックポイントが設定されました。
手順
- メインメニューで Podman containers をクリックします。
- Containers テーブルで、変更するコンテナーを選択し、オーバーフローメニューをクリックして Restore を選択します。
オプション: Restore container フォームで、必要なオプションを確認します。
- すべての一時チェックポイントファイルを保持します。チェックポイント設定中に CRIU によって作成されたすべての一時ログおよび統計ファイルを保持します。さらなるデバッグのためのチェックポイント設定が失敗した場合でも、これらのファイルは削除されません。
- 確立された TCP 接続を使用して復元する
- IP アドレスが静的に設定されている場合は無視します。コンテナーが IP アドレスを使用して開始された場合、復元されたコンテナーもその IP アドレスを使用しようとし、その IP アドレスがすでに使用されている場合は復元は失敗します。このオプションは、コンテナーの作成時に Integration タブでポートマッピングを追加した場合に適用されます。
- 静的に設定されている場合は MAC アドレスを無視します。コンテナーが MAC アドレスで開始された場合、復元されたコンテナーもその MAC アドレスを使用しようとし、その MAC アドレスがすでに使用されている場合は復元は失敗します。
- Restore をクリックします。
検証
- メインメニューで Podman containers クリックします。Containers テーブルで復元されたコンテナーが実行されていることがわかります。