5.3. コンテナー内でのコマンドの実行

podman run コマンドを使用して、コンテナーを対話的に実行します。

前提条件

  • container-tools メタパッケージがインストールされている。

手順

  1. registry.redhat.io/ubi9/ubi イメージに基づいて、myubi という名前のコンテナーを実行します。

    $ podman run --name=myubi -it registry.access.redhat.com/ubi9/ubi /bin/bash
    [root@6ccffd0f6421 /]#
    • -i オプションは対話式のセッションを作成します。-t オプションを指定しないと、シェルは開いたままにも拘らず、シェルには何も入力できません。
    • -t オプションは、端末セッションを開きます。-i オプションを指定しないと、シェルが開き、終了します。
  2. システムユーティリティーのセットが含まれる procps-ng パッケージをインストールします (例: pstopuptime など)。

    [root@6ccffd0f6421 /]# dnf install procps-ng
  3. ps -ef コマンドを使用して、現在のプロセスをリスト表示します。

    # ps -ef
    UID          PID    PPID  C STIME TTY          TIME CMD
    root           1       0  0 12:55 pts/0    00:00:00 /bin/bash
    root          31       1  0 13:07 pts/0    00:00:00 ps -ef
  4. exit を実行してコンテナーを終了し、ホストに戻ります。

    # exit
  5. オプション: すべてのコンテナーをリスト表示します。

    $ podman ps
    CONTAINER ID  IMAGE                               COMMAND    CREATED         STATUS                     PORTS   NAMES
    1984555a2c27  registry.redhat.io/ubi9/ubi:latest  /bin/bash  21 minutes ago  Exited (0) 21 minutes ago          myubi

    コンテナーが終了ステータスであることを確認できます。

関連情報

  • podman-run の man ページ