第1章 起動オプション

本セクションは、インストールプログラムのデフォルトの挙動を変更するのに使用できる起動オプションの一部を説明します。すべての起動オプションは、アップストリームの Boot Options を参照してください。

1.1. 起動オプションの入力

起動オプションには、等号 (=) が付いているものと、付けていないものがあります。ブートオプションはブートコマンドラインに追加され、スペースで区切って複数のオプションを追加できます。インストールプログラムに固有の起動オプションは、常に inst から始まります。

等号 (=) 記号を使用するオプション
起動オプションに、= 記号を使用する値を指定する必要があります。たとえば、inst.vncpassword= オプションには値 (この場合はパスワード) を指定する必要があります。この例の正しい構文は inst.vncpassword=password です。
等号 (=) 記号を使用しないオプション
この起動オプションでは、値またはパラメーターを使用できません。たとえば、rd.live.check オプションでは、インストール開始前にインストールメディアの検証が強制されます。インストールプログラムは、このブートオプションが存在すると検証を実行します。ブートオプションが存在しないと、検証はスキップされます。