5.3. ソフトウェア管理

モジュラーリポジトリーで createrepo_c --update を実行すると、モジュラーメタデータが保持されるようになりました

以前は、モジュラーメタデータの元のソースが存在しない状態で既存のモジュラーリポジトリーで createrepo_c --update コマンドを実行すると、デフォルトのポリシーでは、モジュラーメタデータを含むすべての追加メタデータがこのリポジトリーから削除され、その結果、リポジトリーが破損していました。メタデータを保持するには、追加の --keep-all-metadata オプションを指定して createrepo_c --update コマンドを実行する必要がありました。

この更新では、追加オプションなしで createrepo_c --update を実行することにより、モジュラーリポジトリーにモジュラーメタデータを保持できます。

追加のメタデータを削除するには、新しい --discard-additional-metadata オプションを使用できます。

(BZ#2055032)