4.6. IdM Web UI を使用した DNS の場所への IdM サーバーの割り当て
Identity Management (IdM) の DNS の場所を使用すると、IdM クライアントとサーバー間の通信速度を増すことができます。本セクションでは、IdM Web UI を使用して、IdM サーバーを DNS の場所に割り当てる方法を説明します。
前提条件
- IdM デプロイメントに DNS が統合されている。
- たとえば、IdM admin ユーザーなど、DNS の場所を割り当てるパーミッションがあるユーザーとしてログインしている。
-
DNS の場所を割り当てるホストへの
root
アクセス権がある。 - サーバーを割り当てる IdM DNS の場所を作成 している。
手順
-
IPA Server
タブを開きます。 -
Topology
サブタブを選択します。 -
ナビゲーションにある
IPA Servers
をクリックします。 - IdM サーバー名をクリックします。
DNS の場所を選択し、必要に応じてサービスの加重を設定します。
図4.1 DNS の場所へのサーバーの割り当て
- Save をクリックします。
前の手順で DNS の場所を割り当てたホストのコマンドラインインターフェイス (CLI) で、
named-pkcs11
サービスを再起動します。[root@idmserver-01 ~]# systemctl restart named-pkcs11
- オプション:この手順を繰り返して、他の IdM サーバーに DNS の場所を割り当てます。
関連情報
- IdM クライアントが同じ場所にある IdM サーバーを使用するように設定する手順 を参照してください。