Red Hat Training

A Red Hat training course is available for RHEL 8

36.2.5.2. VDO ボリュームの復旧

シャットダウンが適切に行われなかった場合に VDO ボリュームを再起動すると、VDO は以下の操作を実行します。

  • ボリューム上のメタデータの一貫性を検証する
  • メタデータの一部を再構築して、必要に応じて修復する

再構築は自動で行われ、ユーザーの介入は必要ありません。

VDO は、アクティブな書き込みモードに依存する各種書き込みを再構築します。

sync
VDO が同期ストレージで稼働していて、書き込みポリシーが sync に設定されていた場合は、ボリュームに書き込まれたすべてのデータが完全に復元されます。
async
書き込みポリシーが async であった場合、一部の書き込みは永続性が保たれないと復元されないことがあります。これは、VDO に FLUSH コマンド、または FUA (強制ユニットアクセス) フラグでタグ付けされた書き込み I/O を送信することで行われます。これは、fsyncfdatasyncsyncumount などのデータ整合性の操作を呼び出すことで、ユーザーモードから実行できます。

どちらのモードであっても、フラッシュによって承認されていない、あるいは確認されていない一部の書き込みも再構築されることがあります。

自動復元および手動復元

VDO ボリュームが 復旧 操作モードになると、VDO は、オンラインに戻ってから、適切ではない VDO ボリュームを自動的に再構築します。これは オンラインリカバリー と呼ばれます。

VDO が正常に VDO ボリュームを復元できない場合は、ボリュームの再起動後も持続する 読み取り専用 モードにボリュームを置きます。再構築が強制されるため、問題を手動で修正する必要があります。

関連情報

  • 自動リカバリーおよび手動リカバリーおよび VDO 操作モードの詳細は、「VDO 操作モード」 を参照してください。