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第15章 共通システム証明書の使用

共有システム証明書ストレージは、NSS、GnuTLS、OpenSSL、および Java が、システムの証明書アンカーと、拒否リスト情報を取得するデフォルトソースを共有します。トラストストアには、デフォルトで、Mozilla CA のリスト (信頼されるリストおよび信頼されないリスト) を含みます。システムは、コア Mozilla CA リストを更新したり、証明書リストを選択したりできます。

15.1. システム全体でトラストストアの使用

RHEL では、統合されたシステム全体のトラストストアが /etc/pki/ca-trust/ ディレクトリーおよび /usr/share/pki/ca-trust-source/ ディレクトリーに置かれています。/usr/share/pki/ca-trust-source/ のトラスト設定は、/etc/pki/ca-trust/ の設定よりも低い優先順位で処理されます。

証明書ファイルは、インストールされているサブディレクトリーによって扱われ方が異なります。たとえば、トラストアンカーは /usr/share/pki/ca-trust-source/anchors/ または /etc/pki/ca-trust/source/anchors/ ディレクトリーに属します。

注記

階層暗号化システムでは、トラストアンカーとは、他のパーティーが信頼できると想定する権威あるエンティティーです。X.509 アーキテクチャーでは、ルート証明書はトラストチェーンの元となるトラストアンカーです。チェーンの検証を有効にするには、信頼元がまずトラストアンカーにアクセスできる必要があります。

関連情報

  • update-ca-trust(8) および trust(1) の man ページ